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Sunday, November 1, 2009~

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12月6日 日曜日 新しい朝

■場所は、大分県大分市佐賀関半島にある最先端の岬。
「関崎灯台」へ行ってきました。

見える島は、ウミネコが舞い降りる「高島」、
遠く見える島並みは、四国。

1901年に出来た灯台。108年という年月、何千もの船の目印になったのだろう。


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岬に行く途中に、日本の渚百選の一つ。
紋岩製の黒い石ばかりの浜辺「黒ヶ浜」と白い石ばかりの渚「白ヶ浜」があり、

そして、有名な岩「びしゃご岩」【下の写真】


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そのびしゃご岩を望む、ガードレールもなく軽自動車が通れる道路脇の小さな空き地に、
先日亡くなった 森繁久彌さん(1913.5.4-2009.11.10)の小さな【歌碑】がありました。

1968年3月3日に、この場所からぶらりと佐賀関(速吸の瀬戸)に漁船を借りて、
釣りをした時に詠んだ歌だそうです。


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ふと、この碑に映る海を眺めていたら、
森繁さんの有名な舞台、『屋根の上のバイオリン弾き』を思い出しました。

【屋根の上のバイオリン弾き】という題名は、昔ユダヤ人の大虐殺があった時、逃げまどう群衆の中で、ひとり屋根の上でバイオリンを弾く男がいたという、故事を描いた【シャガールの絵】にヒントを得たもの。

【ユダヤ人の不屈の魂の象徴】

ユダヤのバイオリン弾きは、もしかしたら海に憧れ、海の上でも、
音色を弾いていたかもしれない。



Fiddler on the sea.

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photograph by 大分県~熊本県 移動中 天候雪

                      A floating world.

1オンスの行動は、1トンの理論に値す。

Ralph Waldo Emerson(1803- 1882)思想家・詩人

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An ounce of action is worth a ton of theory.
 




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眼に見える新しい光(人生)を 今 取り入れることにしよう



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photograph by 大分県大分市




・・Right here .

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11月29日日曜日 AM:10:00
今、仕事で来ている大分市・・日曜日の新しい朝、大分市美術館に来ました。

「ラウル デュフィ展 フランスのエスプリ 色彩と線のシンフォニー」

光の画家。

デュフィは、世界最大の絵画を制作した芸術家。

あの渋谷のマークシティに現在飾られている岡本太郎氏の壁画、
「明日への神話」30メートル×5.5メートルを大きく上回る。

2m×1.2m=250枚の大作。
「電気の精」は、フランスパリ市近代美術館に所蔵されています。

想像が尽かない。
いつかパリへ行ったら絶対に観てみたい。

..+*.☆

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デュフィとも交流があったスペインのチェロ演奏家
Pau Casals(1876 - 1973)は、彼の事をこう語ります。

「デュフィの作品を見ているとその曲名まではわからないが、
何調で演奏されているかが一目でわかる。」


「演奏する絵画」


1枚1枚の絵に、デュフィの溢れる光の表現が今、
自分の心の黒い部分を明るく照らしてくれました。

「ありがとう。」


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最後の最後まで死に至るまで描き続けた作品「黒い貨物船」

その黒(影)でなく 光の色たりうる事 

強い光を直視すると
誰もが目が眩む

その眼を閉じ闇の中に その光の残像のみが残る また光の源である
太陽に近づけば近づくほど その熱で 焼き焦がされてしまうだろう

その闇の中に純粋な光を多分に含む 広大な宇宙
そのような世界は あったかもしれない

「黒(闇)の中の世界に包まれる宇宙」

光と格闘し、その表現を追求に続けてたどり着いた世界。
デュフィは何を最後に見えたのか?



ふと足を止め、心も止まり、会場を後にしました。

..................................................................................................................................

私が常に求めてきたことは、色彩の秩序つまり、我々のチューブに
光を生み出される秩序です。光が無ければフォルムは、生きるに至りません。

絵を描く上で重要な点は、いかなる輪郭線も固定しないで、
喜びを表現することである。


Raoul Dufy (1877年6月3日 - 1953年3月23日)フランスの画家

『今日、暮れなる道路(人生)で見た届かぬ夢に、遠く光る欲望は消えていく。 』

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Well I chased him through them county roads
Till a sign said "Canadian border five miles from here"
I pulled over the side of the highway and watched his tail-lights disappear

【Bruce Springsteen/『Highway Patrolman 』/Nebraska (1982)

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Thank you impression by 「The Indian Runner」 by Sean Justin Penn

【ラジカセからはお気に入りのThe Mamas & The Papasの「California Dreamin'」。】


雑踏で、すれ違う見知らぬ人々の中に・・・、
恋する惑星みたいな、夜の景色に出会いました。

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I will find that any number of new paths open up. 


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 【大分県大分市上野の丘にて】

「人間の縺(もつ)れは、全てそこから出発する。 」

【秋山 駿(1930 - )文芸評論家】


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11月15日(土)東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGE

HEATWAVE / 30th ANNIVERSARY TOUR

■Vocal and Guitars/ 山口洋/Bass/渡辺圭一/Keyboards/細海魚/Drums/池畑潤二




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1992年初めてHEATWAVEをCDで知った。
1993年初めてHEATWAVEをスペースシャワーTVで見た。
1995年初めて目の前で山口洋のGuitarを聴いた。

「凄かった・・。」

電光石火の【魂の叫び】が胸を突き刺した。


あれから17年。

いつも隣にいたサウンドトラック。


「・・今、この時代に共に生きている。」

昨日に感謝しよう 今日に感謝しよう

明日に感謝しよう あなたに感謝しよう

自分に感謝しよう この地に感謝しよう


ありがとう。

Hiroshi Yamaguchi



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Thank  for the music !!




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冷たい路面に、静かに濡らす模様。

見えない気持ちは、心沁み渡り,, ,

涙と変われば、soraへと解き放つことだろう。



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photograph by 東京都世田谷区玉川

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2枚の新譜。

Jim O'rourke the visitor
Rufus Wainwright Milwaukee at Last!!!

ジムオルークは8年ぶりのオリジナルアルバム!
全1曲 40分間
 イントロからエンディングまで映画のようなストーリーが繰り広げられる。

ドラム・ギター・ベース・ピアノ・管楽器、すべて100%ジムオルーク。

「素晴らしかった。」

~「我々はこれを聴く時、完全な盲人となる。目隠しをされたまま、いろいろな場所に引き連れられる。目隠しされた向こう側に、人はいるのかいないのか?吐息は何となく感じられても、言葉を聴き取ることも、感情を読み取ることもできない。けれど、そこには確実に誰かがいる。」【ライナーノーツ/中原昌也】

日本への拘りがあるジム。日本酒好きなジム。南海キャンディーズが好きなジム。

【椅子の上のミラーボール】 →すべては音楽の中へ←

.. .+*.☆

彼の響く歌声は、その世界を包み込む。

ルーファス・ウェインライトは、1973年7月生まれの同じ年でも以前から親近感があった。
2005年の「Want-One-」にハマって、昨年の2度目の来日公演は惜しくも行けず、見たかったLIVEがこの「Milwaukee at Last!!! 」CD/DVDでやっと出来た。独自の美意識からの世界観には圧倒される。
 

~僕にはそれがなんだかわからない。
でもそれをやるしかないんだ。~


So I knock on the door
And I am on the train
Going god knows where to
To get me over
To get me over

【Rufus Wainwright - 「 I Don't Know What It Is 」Want(2005)】

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Yeah, I'll settle for love
Monday, November 9, 2009

東京の中でも行けていなかった美術館の一つ。

建築家隅研吾氏が手掛けるというのも魅力だった・・。
「約3年半ぶりに蘇った、新・根津美術館へ!」
→ http://www.nezu-muse.or.jp/

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新創記念特別展 第1部 「新・根津美術館展 国宝那智瀧図と自然の造形」

最終日。

「作品と向き合う。」

目を引いた・・・
【国宝 「那智瀧図」 1幅 絹本着色 13世紀】

小さな小さな滝を描いた、掛け軸。
一目じゃわからないがそこには、大きな月と紅葉の中、光る水しぶき。

並べられた作品たちは、11世紀のもの~19世紀の物。作者たちは、200年、500年、900年という月日が経った未来の人たちに、こうして眺めてもらうとは思っていなかったと思うけど、一つ一つには現代には表現出来ないような技法もあり、昔の作品になればなるほど、長く大切にしてもらおうという作者の想いは伝わってくる。

そして、この根津美術館にも17,000㎡におよぶ広大な庭園がある。茶会が週末開かれるということもあって4棟の茶室には、多くの着物を着た方々が列を作り、少し赤く染めた紅葉と光が、温かな人々と共に庭園全体を包んでいました。※庭園内に新しく出来たガラス張りの「NEZUCAFE’」はお勧めです!

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夜、春に続き、先月からまた受けている、秋の写真講座へ。
【カメラ日和http://www.camerabiyori.com/index.htm

テーマは「写真展」

講師のggさんと本日のゲスト、写真家の服部隆康さんを迎えて、「ジャーナリズムとアーティストの違い」という講義がありました。前半が聞けなく残念でしたが、きょうもまた、写真という1つの表現力は偉大であり、奥深いものを感じました。

~大事なのは、写真展、美術展等の展示を見に行く→自分がいざチケットを買い入口から入る。そして作品に対して心構えや敬意を払い、その空間に溶け込むこと。そうすれば、もし自分が主催者側で【空間作りと演出】を行う時、拘りや情熱が来館者へ伝わり、【心ノ中で会話】が成立し感動を呼ぶ事が出来る。~


「即席展示」

時間は15分。 

4人でテーマを作り、写真をセレクトし、配置・設定を行う。

不思議とそれぞれバラバラな写真たちが【1つ】に纏まり、
意味のあるものへと変化する。

.. .+*.☆.

『 光は天から地へ降り注ぎ、僕らを迎えている。』


Right now.
Saturday, November 7, 2009

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Let down and hanging around
Crushed like a bug in the ground
Let down and hanging around

Let down again
Let down again
Let down again

【Radiohead - 「Let Down 」/Ok Computer (1997)

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一昨日から急に空気が冷たくなって、冬の匂い。
きょうの夕日,, ,久々雲ひとつない暮れゆくシーン。

写真は、今担当している老人ホームから見えた富士山の眺めです。~

「きれいね、空の色がだんだん変わっていくの。」
「・・・そうですね^^;」

.. .+*.☆

「きょう一日【生きて来れたこと】が本当に良かった。」
・・と、ふと漏らされた言葉に、何か途轍もない重みを感じた。

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幼い自分にさよならを告げること

小さな奇跡を積み上げていくということ

新しい明日をたのしみにベットへもぐりこむこと

目覚めて「ああ夢だった」と思うこと

「さよなら」じゃなくて「またね」と言って別れること


【 『 明日 』 詩/谷川俊太郎(1931~) from2008】


今日の日の最後に、一番の幸せ時間を 「ありがとう」。


Thank you for the light!
Wednesday, November 4, 2009

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久しぶりの休日。
いつも通りに起きたら、AM.6:50  光る朝焼けを見る。

休みが取れたという事で、今日は以前から行こうと決めていた・・期間限定公開,, ,
『 THIS IS  IT 』 を観に丸の内ピカデリー1へ!初回9時の回。もう人の波が・・。

マイケルジャクソンの最後の公演と言われた



「This is it 」



2009年7月8日からコンサートが始まる1週間前・・6月29日に突然の死去。

~なぜか英雄は、突如【期待以上の未来を残し】消えていなくなる~




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もう観た方はいますか?

初めてかもしれない、マイケルジャクソンという人物の実像と、
ステージへ×熱い想いを裏側から見れたのは。

スタッフ全員が輪になって語る言葉・・・。
そしてマイケルが、最後まで伝えたかった事。

昨日の事、明日の事、もっともっと先の事、
もう一度、確かめる為に僕らに教えてくれたかもしれない,, ,

.. .+*.☆.

・・・拍手と共に映画館のドアが開くと、人の波、波波(@_@;)
11月13日金曜日で終わり。必見です。









「MAN IN THE MIRROR」



I’m gonna make a change it's gonna feel real good!
come on!
(change,, ,)

Just lift your self You Know You’ve gotta stop it.

yourself!
(Yeah!-make that change!)

l've got to make that change,today! ,, ,







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10月31日土曜日PM:17:00~first set.
場所は、目黒区八雲3丁目。Six Factory

「Calm×DELFONICS presents a factory with a view 」
Calm(pc,key)/加藤雄一郎(sax)/柴田敏弥(pf,key)/杉本智和(b)

久々のCalmワンマンライブ/コンセプト,空間,映像,照明,セットリスト,オーディエンス,
共に久々すべてが最高のライブ!

ファーストセットラストの曲,【Sunday sun/Flutemental】を奏でる音は、やっぱり素晴らしかった!
セカンドセットのラストに続く、輝くようなメロディが流れ堕ちてきました☆

「Sunday sun」

見上げてごらんここまでのこと 今から未来のこと
少しでも自分に感謝できますか?

大切なものを捨ててしまえば
気づくこともあるさ

笑ってごらん 今日までのこと 明日からの永遠のこと
出会った人全てにありがとうを言えますか?

遠い記憶のように今を感じ取る心と
最後の曲も次の夜へつながるとわかった今

Sunday sun
これから始まる 

新しい未来 真実を語ろう
少しの言葉で,, ,

■テクノほどハードではない。ハウスよりもテンポは遅い。アンビエントよりは心にもっと響く。
こんな世界を美しく空間を奏でられる。

CALM
Farr a.k.a.深川清隆という音楽家は、まだ未知数かもしれない。

.. .+*.☆

2009年11月1日 夜 雨
ここから、想い綴る日常を書いていきたいと思います。

「Right Here, Right Now!」


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Movie?Music?Picture?Photograph?→ART
自己紹介:
■ Birth: June 4.
■ Artist:Takeshi kitano,
Walt Disney,Shuntaro Tanikawa,
Hiroshi Osada,Antoni Gaudí i Cornet,Isamu Noguchi,Taro okamoto,Mitsuo Shindo,Tadanori Yokoo,Ihee kimura,William Claxton,Michael Nyman,Yoshio Taniguchi,Masahiko Muto,Hiroshi fujiwara
■ Movie: Brazil,
A scene at the sea,BAGDAD CAFE,EUREKA,City Lights,The Limits of control,Into the Wild, Wonderland,The Commitments,
■ Music:Jim O'Rourke,
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