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Sunday, November 1, 2009~

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PM:15:30~ 場所は 西新宿 朝日カルチャーセンター7階


長田弘の詩の世界


 
「そのときだったんだ。そのとき、きみはもう、一人の子どもじゃなくて、

一人のおとなになっていたんだ」。人は、ことばを生きる生き物。

今ここに在る人の生き方の姿勢を問うて、語られないことば、

聴こえない声に聴き入る……。

日本語がこんなに平明で、平明であることによって、

こんなに深い表現力を持ちうるのだといわれる長田弘の詩の世界。

今期は、『世界はうつくしいと』によって季節について、

『深呼吸の必要』によって世界について、『われら新鮮な旅人』によって

時代について、代表作からデビュー作まで三回に分けて、

詩人自ら作品を選んで読みつつ、その詩の秘密を語ります。




2011年 1月 みすず書房 









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やっと 長田弘さんにお会いが出来ました。
講義と聞いていましたが・・・


フラリと教室に入り 柔らかい物腰で ゆっくりと話し始められ
一番前に座っておりましたが 自然と ノートに書きつくす言葉 

目を瞑って入ってくる言葉 
深呼吸の必要を短編か読む声

不思議な感覚でした



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幼年期は小さな記憶が残るその人の故郷だと・・・
そして夢のような本のようなもの。

その故郷に書かれている沢山のピースのようなものの中に
自分が存在し、宿っているような気がします。



幼年期の温泉地の疎開先で見た戦争で失った身体を持つ大人たち。
言葉では出さなかったが皆色んなものを失くした、、人生を失くしたんだと。


〜歴史とは源流を遡ること、いつ大人になってのだろうと,, , 
知らないままに知ることを知る。心が痛い人生を初めて知った時、

一人の大人になっていた。


人の記憶はくずかごだと思っています。毎日記憶を捨てている、
下にあるのは古い記憶・・いっぱいになると豊かな記憶を持つ。

高齢者はくずかごの一番新しいことを忘れてしまう。
幼年期の頃は鮮明に思い出す。

そう,,,幼年期は重要だと思った時に
深呼吸の必要という本を書こうと思ったのです。




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講義が終わり…その深呼吸の必要の本にサインをして頂き、
握手をして頂きました。


そういえば…一番幼年期をすごした埼玉の街を、
ここ17.8年行っていなかったことに気がつきました。

近々カメラを手に・・・
ピース探しに行ってみようと思います。






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木は伝言板。


言葉は一人から一人への伝言。


伝言板のうえの言葉は、一人から一人へ宛てられているが、
いつでも誰でもの目にふれている。いつでも風に吹かれているが、


必要なだけの短さで誌された、一人から一人への密やかな言葉だ。
伝言が親しくとどけば、うれしいのだが。


~深呼吸の必要より~ 長田弘 




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photograph by 東京都新宿区西新宿














Music by Yesterday Once More  The Carpenters  from1973





★長田弘・・・詩人。1939年福島市生まれ。

1965年詩集『われら新鮮な旅人』でデビュー。

毎日出版文化賞(82)桑原武夫学芸賞(98)講談社出版文化賞(2000)

詩歌文学館賞(09)三好達治賞(10)などを受賞。代表作に、

詩集に『深呼吸の必要』『食卓一期一会』『記憶のつくり方』(以上、晶文社)

『一日の終わりの詩集』『死者の贈り物』)

『人はかつて樹だった』(以上、みすず書房)

『幸いなるかな本を読む人』(毎日新聞社)

『世界はうつくしいと』(みすず書房)

エッセーに『詩は友人を数える方法』(講談社文芸文庫)

『本を愛しなさい』(みすず書房)『読書からはじまる』(NHKライブラリー)

『読むことは旅をすること―私の20世紀読書紀行』(平凡社)など。

最新刊に、詩集『世界は一冊の本(決定版)』(みすず書房)

『詩ふたつ』(クレヨンハウス)。
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